カンボジア産パンダの一人言日記

パンダさんの息抜き場

止まった時間

同級生

 

と聞くと、自分の中で嫌な思い出が蘇る。

 

わたしは、高校の同級生、大学の同級生は

 

みんな好きだ。

 

だけども、小学校、中学校の同級となると

 

たったひとりの相方を残して

 

他みんな、思い出したくもない存在である。

 

なぜかというと

 

それは、このブログの最初の記事ら辺にまで遡ってしまう。

 

端的に言うと

 

いじめである。

 

それと同時に、自分にも犯した罪がある。

 

わたしも、昔は人に平気で酷いことをしていた。

 

悪口、時には暴力。

 

ものを隠したりすることもあった。

 

悪い漫画に影響されたり、家でのストレスを学校で発散したりした。

 

ストレスのはけ口を同級生にしていた。

 

とにかく自分より幸せな人が嫌いで

 

自分より優れた人が嫌いで

 

自分よりえらそうにしてる人が嫌いで

 

何者、何様って常に思って

 

見下して生きてきた。

 

そんなわたしは特に、それと言って優れた人間ではない。

 

何かに長けてるわけでもない。

 

ただ、ボス子みたいな存在だった。

 

私の同級生は正直に言うと変な人ばかりだ。

 

嘘をついたり、言うことがめちゃくちゃだったり、空気を読めなかったり、やることがめちゃくちゃだったり。

 

だけど、私もその変な人の一部だった。

 

普通に生きたかった。

 

可愛い人間に生まれたかった。

 

ブスで変人は

 

やっぱり成長すると共に、からかいの対象になる。

 

わたしの多い独り言も

 

変な行動も

 

相手から見るとおかしくみえるのだ。

 

いや、わたしからみたらお前らも何全倍と変人だけど。

 

そんな変人が変人をいじめるような

 

田舎の世界で生きてきた。

 

お互いがお互いを貶し合うような

 

息苦しいクラスだった。

 

決して、仲良くなんかできない

 

この人たちは

 

人と仲良くなるために生まれてきてないから

 

自分さえ良ければいい人たちだから

 

強いひとにくっついて、強い気になる。

 

弱い人はとことん絞める。

 

つまらない人間の集まりだ。

 

わたしの同級生ってもんは。

 

そんなこんなで

 

わたしは、同級生の存在を

 

15歳のままで止めたままだ。

 

大人になった姿なんて知らない。

 

知りたくもない。

 

思い出した時には

 

どうせ

 

田舎で高卒で、低賃金で働いて

 

ろくでもない仕事して

 

早くから結婚して

 

つまらない生活でもしてんだろな

 

って思うようにしてる

 

それに比べて自分は、成長してるし

 

大学も、海外生活も送って

 

お前ら田舎モンに比べだら

 

いい身分だわ

 

って、思ってる。

 

まあ、実際にはどうなんだか。

 

所詮、どんぐりの背比べかもしれぬが。

 

そんな自分だけど

 

人を貶した過去もあるし

 

人から貶された過去もある

 

だから、そんなわたしは今後も彼ら彼女らには

 

関わらない方がいいのかもしれない。

 

たまたま成長した同級生の姿を、SNSで見てしまうこともあるけれど

 

集まってるのを見て、羨ましくもなったりするけれども

 

ごめんなさい

 

顔を見せることはできません。

 

みんなの前に立つことはできません。

 

嫌われ者は

 

静かにみんなの記憶から消えていくのを待つし

 

わたしも同時にみんなの記憶を

 

私の中から消すから。

 

それで、今までのことはチャラにして欲しい。

 

みんなとは、死ぬまで関わらない。

 

それがわたしに課された責任だと思うから。

 

さよなら。

 

わたしのことなど、どうか忘れてください。

 

だけど、ひとつだけいうと

 

今、わたしは

 

あの時のわたしよりも

 

幸せに生きていますよ、と。

 

今のみんなと同じように。

 

さよなら、永遠に。