カンボジア産パンダの一人言日記

パンダさんの息抜き場

苦しくて、ダメだと思った

職場に、嫌いな人間がいる。

 

その人は、周りとコミュニケーションを取らない。

 

空気が読めない。

 

常識がない。

 

言われないと動かない。

 

そんな人間。

 

その人は働いて10年になる。

 

俗に言う、私たちの上司であり、主任。

 

つまり、管理者がトップとすると、その下のポジションにあたる。

 

勤務年数からいえば、大ベテランなのに、実際には新入社員レベル、いや、大学生のアルバイトさんより酷いレベルをもう10年も続けている。

 

それには、理由がある。

 

その人間の親にあたる人が、わたしの会社のトップだからだ。

 

そのため、その人間はろくな人じゃなくても、仕事も、地位も、保証されている。

 

その癖に、とにかく、人の気持ちが理解出来てなく、自分のことしか目に入ってない。

 

すぐにものを忘れる。

 

はっきりいって、上司と呼びたくない。

 

頼りたくない。

 

ついて行きたくない。

 

そんな人間。

 

そんな人間だけど、仕事上は関わらないと行けない。

 

だけど、わたしもその人のことは嫌いだから突っかかっていくような態度をとってしまう。

 

周りから見たら、機嫌の悪さや嫌ってることが一目瞭然だと思う。

 

利用者の子からも、そのあからさまな態度を咎められてしまうほど。

 

向こうの態度にこっちがイライラして、それに対してこっちが突っかかっても、相手は何とも思わない。

 

スカした様子で、かわす。

 

それを、おかしなことだとも思わないし

 

こちら側が嫌な思いをしてるって思ってない。

 

逆に、突っかかっていったわたしが、周りからそれはやりすぎ、怒らないで、と咎められる。

 

わたしも大人気ない。

 

子供の前で、この人間、ほんとうに嫌という気持ちが爆発してしまう。

 

結果、ケチをつけるような言い方をしたりしてしまう。

 

昨日は、利用者のみんなとおでかけだった。

 

その人間は、向こうが何も言わずにわたしが運転する車の鍵を持っていった。

 

そして、さっさと下に降りて自分の運転する車のエンジンをかけて、待っていた。

 

鍵は空いていたものの、エンジンをかけるための鍵がない。

 

「鍵どこにあるん!」

 

って大きめの声が出た。

 

そしたら急いでその人がエンジンをかけに来た。

 

私の車に乗った人達は揃ってたから、準備ができてる。

 

向こうは、何も言わずにぼーっと座ってる。

 

その姿から、もう全員乗ったのかと思ってた。

 

「先にいって」と合図を送っても知らん振り。

 

窓を開けて「先に行くんじゃなかったんですか?」

 

というと、「まだ職員がひとり乗ってない」と。

 

大声を出した自分が恥ずかしくなった。

 

いや、知らせてくれてもいいやん。

 

それができない。

 

んで、走行中。

 

向こうの車に乗ってた職員から電話。

 

「今日使う場所の許可証って持ってますか?」

 

と。

 

いや、施設に電話をしたのはわたしだけど、その日はその人間が当番だから、わたしはその書類の場所だけ教えただけで、何も触ってない。

 

てっきり、持ってるのかと思い込んでいた。

 

「許可証がいるみたいだったら、このまま戻りましょう。」

 

と。

 

いやいや、お前のミスでなんで全員巻き込んでんの?

 

「許可証なくても大丈夫かどうか、聞いてもらえますか?」

 

は???

 

忘れたのはお前だし、今日の当番はあなたじゃん。

 

こんな時だけ、自分のミスのせいなのに、人にものごとを押し付けて楽をしようとする。

 

そんなので、主任と呼ぶなんて、できない。

 

当番のくせに、子供の案内もできない。

 

人をまとめることもできない。

 

帰る時間を、アナウンスできない。

 

嫌い。

 

その日は、疲れてしまった。

 

そして、今日も。

 

今日は調理だった。

 

わたしが、当番だったからいろいろ準備していた。

 

他の職員さんも手伝ってくれた。

 

いざ、調理をはじめるというのに、その人は突っ立ったままだった。

 

担当の利用者は座ってスタンバイしてる。

 

包丁はあるし、まな板もあるし、食材もある。

 

早くはじめられるように、わたしがきゅうりを洗ってボウルにいれて置いていた。

 

「〇〇くん、きゅうり切ってね」

 

近くで突っ立ったなら、わたしがきゅうりを洗ったことくらい知ってるだろう。

 

それなのに、動き始めたと思ったらそのきゅうりを持って、また洗い始めた。

 

は?????

 

そこから更に、何かをスマホで調べ始める。

 

前に、調理の時に人参のみじん切りのやり方を調べ始めたことがある。

 

今回もそれか、と思い、あまりの世間知らずさに呆れてしまった。

 

そして、そうめんに入れるはずのキュウリを何故か輪切りにしはじめる。

 

それにはさすがに、は???っとなり

 

「普通縦に切りませんか?」って声をかけた。

 

そしたら「このあとこれを細く切るんですけど……」って返された。

 

いや、普通に考えてみろ。

 

子供が切ったのなら納得できるし、まあ、大丈夫だよ!って理解できるのだが、完全にお前が手を添えてお前が主導で切ってる。

 

それに、追い打ちをかけるかのように

 

「まぁ、どんな形でも大丈夫ですよ」

 

と、普段3食コンビニ弁当しか食べない、料理しない他の職員が口を挟み

 

発達障害のある子供からは

 

「〇〇先生の好きなように切らせてあげればいいやん。先生が嫌いってことも分かるけどさ」

 

と、言い始めた。

 

子供は何を言うか分からない。

 

シッ!と、口に指を当てて言葉を止めた。

 

そのあとは、すごく自分が惨めになった気分だった。

 

多様性を受け入れることのできない自分。

 

突っかかっていったが、その人の言葉と他の人の言葉の数倍で弾き返された自分。

 

何より、利用者からそのように言われた自分。

 

自分は、ここで何をしてるのだろう。

 

突っかかっていったけど、馬鹿みたい。

 

この人たちは本気で関わると、こっちが損をする。

 

切り方に正解はない。

 

それを、違う、というわたしも

 

多様性、といい部分を受け入れられていない証拠。

 

それは自分が未熟だと自覚している。

 

だけど、それを周りがまたどうこう言う話でもない。

 

嫌いな人を前にすると、自分が自分じゃなくなることを最近自覚する。

 

利用者と関わってる時は、幸せを感じる。

 

好きな職員さん達と関わってる時も、やりがいを感じる。

 

だけど、そんなことも、ただ1人嫌いな人がくれば、自分をコントロールできなくなる。

 

攻撃的で、目がきつくなって、笑顔がなくなって、言葉も少なくなる。

 

今、職場でそれをコロコロと繰り返しているから、本当に疲れてしまう。

 

苦しい、と感じる。

 

その人は、職場でも他の人に嫌われている。

 

そんな人達に、愚痴りたいことがたくさんある。

 

聞いて欲しい話がたくさんある。

 

ただ、共感して欲しい。

 

大変やね。嫌やったね。そうだよね。

 

って、話をしてくれるだけでいい。

 

だけど、話したところで、うまく解釈して結局は自分の意見だけを通して納得して終わったりて、自分の言いたいことが言い出せない。

 

聖人君子のような人だが、ごめんだけどわたしには自分が1番正しいと思って、自分の意見をまずいって、それが1番正しいかのように周りに納得させるような話し方にしか聞こえない。

 

結局は、お前も悪いんだよ、と言われているよう。

 

ここまで嫌ってるのが異常みたいな。

 

ほっとけばいい、という人もいる。

 

何だかんだ、我慢して結局話せずにいる。

 

これがいつまで持つのか分からない。

 

わたしが鬱になるのが、先な気がする。

 

親がトップに立ってるから、ずっとこの先もあの人は辞めない。

 

移動にもならない。

 

親のコネを使いながら、無能なくせに管理者のポジションにのし上がっていく。

 

そして、犠牲者が増えていく。

 

保証された人生を、甘やかされながら歩いていくのだろう。

 

そんな姿を見ていくくらいなら、辞めた方がマシだと思ってる。

 

上手く付き合えきれない。

 

嫌い、という気持ちに支配されて、自分が自分じゃなくなって、結果利用者への支援に影響が出るようなら、離れた方がいいんじゃないかと思ってる。

 

子供たちは好きだ。

 

卒業するまで見守りたい。

 

だけど、その人のやること、いうことに心が支配されて、仕事どころじゃなくなると

 

もう、逃げてしまいたくなる。

 

狭い給湯室にいた時に、その人間がいつの間にか後ろにぴったり立ってて、びっくりして動悸が止まらなくなった時も

 

物音を立てずにいつの間にか後ろや近くに立って、視界の端から手が伸びてきた時も。

 

相手は、その人が取りたかったものを取ってるだけ。

 

給湯室の中にある、掃除道具や冷蔵庫の中の具材。

 

わたしのすぐ横にあったティッシュ、ファイル。

 

だけど、その取り方が相手の心理を考えていない。

 

いないと思っていた背後から、急に手が伸びてきたら、声をかけられたら、物音が聞こえて近くに立たれていたら。

 

もういろいろあるから、わたしは限界。

 

それを言いたいのよ。

 

怖かった。嫌だった。

 

それを本人に言えたらいいのに。

 

上司だから、言えない。

 

言っても、伝わらない。

 

だから、わざと舌打ちしたり、逃げたり、近くにあるものを遠くに投げたり。

 

そんな態度でしか、反抗できない自分が嫌いだ。

 

そんな態度を取ると、誤解されてしまう。

 

この人、機嫌が悪い。

 

嫌いなんだな。

 

違うの。

 

怖いの。嫌なの。近づいて欲しくない。

 

トラウマ。

 

全部全部伝えられたら、楽なのに。

 

まとまらなくなってしまった。

 

明日は、その人は休み。

 

気分転換にはならないかもしれないけど

 

とりあえず気休めにはなる。

 

さっさと帰ってやる。

 

あばよ。